気象庁は21日夕、熊本県・阿蘇山の中岳第1火口では20日夕方から噴火が観測されていないが、火山性微動の振幅が大きく、火山ガス(二酸化硫黄)も多い状態が続いていると発表した。20日は午前11時43分の中規模噴火の後、午後0時44分から2時10分にかけてごく小規模な噴火が起きていた。
 同庁はまた噴火が起きる恐れがあるとして、噴火警戒レベル3(入山規制)を維持。火口から約2キロ以内では大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けている。
 火山ガスの1日当たりの放出量は、19日の3200トンから20日に4400トンに増えた後、21日は2500トンに減った。それでも9月の多い時の3倍程度あり、風下側では降灰とともに注意が必要という。 

(ニュース提供元:時事通信社)