広島地検の男性検事=当時(29)=が2年前に自殺したのは長時間労働や上司からの叱責が原因などとして、遺族が29日、同地検に公務災害の認定を申請した。遺族の代理人弁護士が広島市で記者会見して明らかにした。
 代理人弁護士によると、広島地検公判部に所属していた男性検事は2019年12月10日、広島市の自宅マンションで死亡しているのが見つかり、自殺と判断された。死亡前6カ月間の時間外労働はおおむね月平均80時間以上で、100時間超の月もあるなど長時間労働が常態化しており、亡くなる約1週間前に上司から「司法修習生以下だ」などと大声で強い叱責を受けていたという。検察側は20年1月、遺族に対し「原因は分からない」との調査結果を報告していた。 

(ニュース提供元:時事通信社)