【バンコク時事】ミャンマーでクーデターを強行した国軍が設置した首都ネピドーの特別法廷は6日、アウンサンスーチー氏(76)に対し、社会不安をあおったなどとして禁錮4年の有罪判決を言い渡した。クーデターで拘束されたスーチー氏への判決は初めて。判決言い渡し後に国軍のミンアウンフライン総司令官が恩赦を与え、禁錮2年に減刑された。
 国軍報道官によると、スーチー氏は現在の拘束場所で刑期を務める。刑務所には送らず、軟禁状態が続くとみられる。恩赦が与えられたとはいえ、スーチー氏は10件以上の罪で訴追されており、刑期が長期に及ぶ可能性が高い。
 特別法廷は、スーチー氏がクーデターで権力を握った国軍の政権ではなく、国軍と対立する民主派が樹立を宣言した政権を承認するよう国際社会に呼び掛け、社会不安をあおる行為を禁じた刑法に違反したと判断。また、新型コロナウイルス対策を怠ったとして、自然災害管理法違反でも有罪と認定した。 
〔写真説明〕ミャンマーのアウンサンスーチー氏=2019年12月、オランダ・ハーグ(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)