東京都は19日、新型コロナウイルスに関する専門家の分析結果を公表し、4段階で表す医療提供体制の警戒レベルを1段階引き下げ、上から3番目とした。このレベルになるのは1月中旬以来約4カ月ぶり。入院患者数や重症者数の減少を受け、「通常の医療との両立が可能な状況だ」と判断した。
 感染状況については、4段階中上から2番目のレベルに据え置いた。専門家は「感染は拡大傾向にない」とする一方、30代以下の陽性者が高い割合で推移していると指摘。若年層から中高年層への感染拡大に警戒が必要だとした。 

(ニュース提供元:時事通信社)