世界保健機関(WHO)は21日、欧州や北米で拡大している天然痘に似た症状の「サル痘」について、「監視地域を広げるにつれ、確認される感染例はさらに増える」との見通しを示した。AFP通信によると、イスラエルも21日、初の感染例を発表。感染は米欧から中東にも広がった。
 サル痘は、発熱のほか顔や体に水疱(すいほう)が出るなどの症状を引き起こすが、重症化する例はまれだ。発症者との身体的接触で感染する。アフリカの一部地域特有の感染症だったが、こうした地域への渡航歴のない人の間で感染が広がっており、WHOは「極めて珍しい」と指摘した。 

(ニュース提供元:時事通信社)