【ニューヨーク時事】米南部テキサス州ユバルディの小学校で24日、児童19人を含む21人が殺害された銃撃事件で、CNNテレビは、地元の高校に通っていた容疑者の男(18)が事件前、友人にライフル銃や銃弾の写真を送っていたと報じた。男は現場で射殺され、詳しい動機は不明。捜査当局は単独犯とみて調べを進めている。
 事件は24日昼ごろ発生。容疑者の男は祖母に発砲し、負傷させた後、小学校で銃を乱射した。現場からはライフル銃と多数の弾倉が見つかったと伝えられている。児童と家族の再会場所に指定された地元の市民センターには24日、夜になってもむせび泣く声が響いた。
 CNNによると、男は事件の4日前、元同級生に対しライフル銃と弾薬の詰まったリュックサックの写真を送信。元同級生が「どうして所持しているのか」と問うと「気にするな」と答えた。ワシントン・ポスト紙は、男が18歳となった今月16日の誕生日直後に武器を購入したとの関係者の話を伝えている。
 男は家庭の経済状況を理由に周囲からからかわれ、不登校になっていたという。地元のファストフード店で働いていたとみられ、店の関係者はCNNに「物静かで他の従業員とあまり話さなかった」と語った。ニューヨーク・タイムズ紙は、男は気性が激しく母親によく口答えしていたが、事件を起こすようには思えなかったとの知人の話を伝えた。
 米国では銃撃事件が後を絶たず、調査団体「ガン・バイオレンス・アーカイブ」の集計では、自殺者を除く銃による死者は今年に入り既に7600人を超える。 
〔写真説明〕24日、米南部テキサス州ユバルディで悲嘆に暮れる家族ら(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)