【バンコク時事】タイ政府は23日夜、新型コロナウイルス対策として導入した公共の場でのマスク着用義務を解除すると発表した。「通常の生活を取り戻すため」と説明。換気が不十分な場所や人混みでは、引き続き着用を奨励する。
 これまでは非着用の場合、最高2万バーツ(約7万6000円)の罰金を科していた。しかし、市民の多くが順守する一方で、外国人旅行者には着用しない人も目立った。
 タイは入国規制の緩和を進めており、7月からワクチン接種証明か渡航前検査の陰性証明があれば入国が可能になる。このため、外国人客の増加に伴う感染再拡大への警戒が強まっているのが実情だ。バンコクでは解除後の24日も、大半の市民がマスクを着けていた。
 タイの1日当たりの新規感染者は、4月1日に過去最多の2万8379人を記録。その後は減少傾向にあり、今月中旬以降は2000人前後で推移している。 

(ニュース提供元:時事通信社)