2022/06/30
防災・危機管理ニュース
東北地方南部から九州にかけては30日も太平洋高気圧に覆われて晴れる所が多く、6月としては記録的な高温になった。気象庁によると、埼玉県鳩山町で39.9度、群馬県伊勢崎市で39.7度、浜松市天竜区と岐阜県多治見市で39.4度を観測。7月1日の最高気温は名古屋市で40度、埼玉県熊谷市と岐阜市で39度と予想され、関東や東海では40度近い猛暑が続く所がある見込み。
1日は、東京や愛知、福岡など関東甲信から九州の多くの都県に熱中症警戒アラートが発表された。猛暑は3日ごろまで続き、来週は太平洋高気圧の日本付近への張り出しが弱まるが、30度以上の真夏日になる所が多いと予想される。
30日に39度台を観測した他の地点は、熊谷市39.5度、愛知県豊田市39.3度、山梨県甲州市39.2度など。東京都心(千代田区)は36.4度、名古屋市は37.9度を観測し、35度以上の猛暑日がそれぞれ6日連続、4日連続となった。都心の7月1日の予想最高気温は36度で、記録が続く見込み。鳩山町や多治見市、東京都心、名古屋市など、地点ごとの6月の観測史上最高気温を更新した所が多かった。猛暑日になった所は全国観測点の2割に上った。
30日発表の1カ月予報では、北海道から九州の平均気温は7月前半は平年より高く、後半も平年並みか高い。奄美と沖縄は1週目は平年並みだが、2週目以降は平年並みか高いと予想され、健康管理に十分注意が必要という。
(ニュース提供元:時事通信社)
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