【上海時事】中国・上海で新型コロナウイルスの感染拡大を受けたロックダウン(都市封鎖)が解除されてから1日で1カ月となるが、市内ではこの間、飲食店や商店が正常営業に入り、上海ディズニーランドも約3カ月ぶりに再開した。感染状況が落ち着きつつあることで、日常生活回復に向けた動きが急ピッチで進んでいる。
 6月下旬に入ってからは新規感染者が確認されない日も多くなってきた。このため原則的に出前やテークアウトしか認めていなかった飲食店への規制も緩和され、29日から店内飲食が可能に。30日には上海ディズニーランドも営業を再開し、多くの人が訪れた。7月以降、博物館や美術館、映画館などが順次開放される。
 上海市トップの李強・共産党委員会書記は25日の市党代表大会で「上海防衛戦に勝利した」と高らかに宣言。ただ、同市の1~5月の鉱工業企業生産高が前年同期比15.3%減となるなど、生産や消費、投資の落ち込みは激しい。ロックダウンが上海経済に及ぼしたダメージを回復するには時間がかかりそうだ。 
〔写真説明〕30日、上海ディズニーランドを訪れた人たち(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)