【香港時事】中国で公安当局が管理する10億人分の個人情報が流出した可能性がある。4日付の香港紙・星島日報などが報じた。氏名や住所、携帯番号、犯罪歴に加え、全部で数十億件の病歴記録が含まれるという。当局は公表していないが、事実であれば史上最大規模の情報流出となる。
 報道によると、6月30日に「ChinaDan」を名乗るインターネットユーザーが「上海国家警察データベースから中国国民10億人の情報が漏れた」「全データを20万ドル(約2700万円)で売る」と書き込んだ。
 サンプルとして公開された75万件のデータには、報道機関によって本物と確認されたものもあった。窃盗や家庭内暴力など、1995~2019年に警察が把握した事件の内容が含まれていたという。
 中国外務省の趙立堅副報道局長は4日の記者会見で「私は把握していない。コメントしない」と述べるにとどめた。中国のネット上では関連情報が排除されているが、交流サイト(SNS)上では大きな話題となり、不安の声が上がっている。 

(ニュース提供元:時事通信社)