青森県の日本海側や秋田県では9日、津軽海峡付近に延びる前線の影響で大雨となった。青森県弘前市は一部地域に「緊急安全確保」を発令した。前線は少なくとも11日にかけて停滞するとみられ、気象庁は東北北部では大雨による土砂災害や低地の浸水、河川の氾濫に厳重に警戒するよう呼び掛けた。落雷や突風、ひょうにも注意が必要。
 青森県深浦町付近では9日朝と午後に1時間雨量が約90~100ミリとの記録的短時間大雨情報が相次いで発表された。午後8時までの24時間雨量は深浦町で平年の8月1カ月分を大きく上回る257.5ミリとなり、この地点の最多記録を更新したほか、秋田県八峰町では156.0ミリを観測した。青森県の大半と秋田県北部には土砂災害警戒情報が出された。
 国土交通省などは午後6時50分、青森県板柳町の岩木川に氾濫危険情報を発表した。
 JR北海道新幹線は大雨のため、午後5時半から新函館北斗―新青森間の運転を見合わせた。
 10日から11日にかけては新潟県北部でも大雨になる見込み。10日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で、東北北部日本海側200ミリ、同太平洋側120ミリ、新潟県北部100ミリ。その後、11日午後6時までの同雨量は、東北北部日本海側と太平洋側で100~150ミリ、新潟県北部50~100ミリ。 

(ニュース提供元:時事通信社)