【ベルリン時事】タス通信によると、ロシア国防省は16日、ロシアが併合したウクライナ南部クリミア半島の弾薬貯蔵施設で同日に火災と弾薬の爆発があったと発表した。その後、国防省は施設は「破壊工作」を受けたと明らかにした。
 国防省によれば、火災と爆発が起きたのはクリミア半島北部の施設。破壊工作を受けた結果、送電線や発電施設、鉄道路線や住宅など民間施設にも被害が出たが、「深刻な人的被害はなかった」と主張した。「クリミア共和国」首長のアクショノフ氏は2人が負傷し、約3000人が避難したと説明した。
 米紙ニューヨーク・タイムズによると、ウクライナ高官は、今回の爆発がウクライナの精鋭部隊によるものだと語った。
 クリミアでは9日にもロシア軍基地で爆発が起きている。爆発の原因は不明だが、ウクライナの特殊部隊が関与したとの観測も出ている。 
〔写真説明〕ロシア軍黒海艦隊の本部=7月31日、クリミア半島セバストポリ(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)