陸上自衛隊は6日、陸上自衛隊のテロ対処専門部隊「特殊作戦群」と、オーストラリア陸軍の「特殊作戦コマンド」が8月に共同訓練を行ったと発表した。秘匿性の高い特殊部隊の行動を公表するのは異例。
 陸自トップの吉田圭秀陸上幕僚長は「最高レベルの部隊同士の交流は日豪関係の発展深化を示す象徴的なものだ。豪側とも合意が取れたので初めて公表した」と話した。
 特殊作戦群は、テロ対策などを担う陸自唯一の特殊部隊で、米軍の「グリーンベレー」などを参考に2004年に発足した。陸自によると、豪軍の施設で8月、両国部隊が連携した作戦行動や射撃などの訓練を行った。
 日豪は中国の海洋進出を念頭に防衛協力を強めている。航空自衛隊のF2戦闘機も8月、初めて豪州に飛行し、多国籍訓練に参加した。 
〔写真説明〕オーストラリア軍の施設で共同訓練を行う陸上自衛隊「特殊作戦群」の隊員(手前)と、豪陸軍特殊作戦コマンドの隊員(奥)=8月、陸自提供

(ニュース提供元:時事通信社)