【北京時事】英BBC放送の記者が中国・上海での取材活動中に当局に拘束されたことを巡り、中国外務省の趙立堅副報道局長は28日の記者会見で「BBCの声明は事実と異なっている」と反発した。記者は、新型コロナウイルスの封じ込めを図る中国政府の「ゼロコロナ」政策への抗議活動を取材していたところ、警察に捕まり暴行されたと報じられている。
 趙氏は「記者は身分証明を提示せず、立ち退き要求にも応じなかった。外国人記者も中国の法律を順守しなければならない」と述べた。
 中国国内でゼロコロナへの不満が高まっていることについても、趙氏は「現状に合わせて(防疫対策を)調整してきた。共産党の指導と国民の支持があれば、中国の防疫は成功する」と強調。欧米メディアの記者からは「何をもって『成功』とするのか」との質問も出たが、直接の回答は避けた。 

(ニュース提供元:時事通信社)