全国の高校や大学などにファクスでの犯罪予告が相次いだことが24日、文部科学省や各地の県教委などへの取材で分かった。全国300校以上の高校・大学に届いており、一部で臨時休校としたほか、警察に相談した学校もあった。
 文科省などによると、23日に新潟県や山梨県の大学など計12校に爆破予告が送られたほか、24日未明には埼玉県と大分県の高校など計138校に殺害予告があった。
 大学には「爆弾を330個以上仕掛けた。きょうの15時までに30万円支払え」と書かれたファクスが届いた。高校へのファクスには「本日13時34分までに300万円振り込め」「応じなければ改造銃や火炎瓶で生徒や教員を殺す」と書かれていた。
 爆破予告があった新潟県の三条市立大は23日の授業を中断して休講とした。埼玉県教委は24日、殺害予告が届いた中の136校を臨時休校とした。
 また、神奈川県教委などによると、同県内でも24日、県立や私立の高校計160校以上に殺害予告が届いたが、県立高は安全を確認した上で通常通り授業を行った。県教委は注意喚起のメールを送るなどの対応を取った。
 文科省などによると、どのファクスも特定の弁護士の名前が使われ、独特のフォントで書かれている共通点があった。 
〔写真説明〕文部科学省=東京都千代田区

(ニュース提供元:時事通信社)