【ニューデリー時事】パキスタン北西部ペシャワルのモスク(イスラム礼拝所)で30日に起きた爆発で、地元病院の広報担当者によると死者は83人に達した。負傷者は250人以上で、犠牲者はさらに増える可能性がある。政府や警察は自爆テロによるものと断定した。
 モスクは警察や治安関連の施設が集まる市内中心部にあり、厳重な警戒態勢が敷かれていた。当局は容疑者が何重もの警備をすり抜け侵入したとみて調べている。 
〔写真説明〕30日、爆発のあったパキスタン北西部ペシャワルのモスク(イスラム礼拝所)で救助に当たる人々(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)