【イスタンブール時事】イランのイラバニ国連大使はグテレス国連事務総長らに宛てた書簡の中で、中部イスファハンの軍需工場で1月下旬に起きたドローン攻撃による爆発について、イスラエルに「責任がある」と非難した。イラン学生通信が2日報じた。
 イラバニ氏は爆発を「テロ攻撃」と表現し、初期調査は「シオニスト体制(イスラエル)に責任があることを示している。国際法違反だ」と指摘。イランには「断固対応する権利がある」と述べ、報復も辞さないと表明した。
 イランは爆発が起きた工場を「国防軍需省の施設」と説明し、被害は軽微で死者も出なかったと主張している。 

(ニュース提供元:時事通信社)