ウクライナと国境を接するロシア南部ロストフ州の州都ロストフナドヌーにある連邦保安局(FSB)国境警備隊の庁舎敷地内で16日、爆発を伴う火災が発生した。タス通信によれば、1人が死亡、2人が負傷。弾薬庫が爆発したとの情報があり、黒煙が立ち上る映像がインターネットに投稿された。
 現地メディアによると、電気系統のトラブルが原因の可能性があるという。一方、ロシアのプーチン政権はかねて「ウクライナの破壊工作」の脅威をあおっており、国境地帯で警戒レベルを高めている。 
〔写真説明〕16日、ロシア南部ロストフナドヌーで、爆発による火災で煙を上げる連邦保安局(FSB)国境警備隊の庁舎(ロイター時事)

(ニュース提供元:時事通信社)