総務省消防庁は31日、2022年の救急車による救急出動件数の速報値が、前年比16.7%増の722万9838件だったと発表した。1963年の集計開始以来最多で、初めて700万件を超えた。搬送された人も同13.2%増の621万6909人で最多を更新した。
 消防庁は、高齢者が増えて搬送需要が高まっているほか、新型コロナウイルスの感染拡大で出動要請が急増したことが一因としている。 

(ニュース提供元:時事通信社)