東京都荒川区と足立区を走る新交通システム「日暮里・舎人ライナー」は10~13日、断続的に運転を見合わせた。パンタグラフ破損による停電や、気温上昇による架線のたわみが原因で、4日間で計約3万4000人に影響が出た。
 運行する都によると、10日はパンタグラフ破損に伴う停電で一部区間で約3時間半運休し、11日は架線にたわみが見つかり全線で運転を約4時間見合わせた。12日も停電の影響で午後9時ごろから全線で運転を取りやめ、13日は前日の停電を受けた緊急点検のため、始発から午前6時ごろまで運転を中止した。 

(ニュース提供元:時事通信社)