2023/04/21
防災・危機管理ニュース
ロシアのメディアによると、ウクライナとの国境に近い都市ベルゴロドで20日夜、大きな爆発があり、3人が負傷した。交差点付近に「20メートル大」(地元知事)の穴ができ、集合住宅が損壊した。国防省は約2時間後、ロシア空軍のスホイ34戦闘爆撃機から弾薬が落下したのが原因と発表した。
SNSには平屋建てのスーパー屋上に車が吹き飛ばされ、転覆する画像が投稿された。
ベルゴロドは、ウクライナ北東部にある第2の都市ハリコフまで約70キロの距離。スホイ34がウクライナ侵攻の実戦の任務中だったかどうかは明らかにされていない。ただ、専門家は独立系メディアに対し、爆発したのは、ウクライナへの空爆に最近よく使用されている航空爆弾だという見方を示した。
〔写真説明〕ロシア・ベルゴロド州のグラトコフ知事が通信アプリ「テレグラム」に投稿した爆発被害の写真=20日、ベルゴロド(AFP時事)
〔写真説明〕ロシアのスホイ34戦闘爆撃機=2022年9月、ウラジオストク郊外(EPA時事)
(ニュース提供元:時事通信社)


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