内閣府は27日、統計調査のデータを外部の個人にメールで送る際、過去にデータ取得を希望した人のリストを誤って送信したと発表した。リストには148人分の氏名や電話番号などが記載されていた。内閣府は、現時点で漏えいによる具体的な被害の報告はないとしている。
 内閣府によると、「満足度・生活の質に関する調査」のデータの取得を申し込んだ個人に21日、誤ってリストを送信。この個人からの連絡で発覚した。内閣府はリストの削除を依頼し、対応してもらったという。
 景気ウオッチャー調査でも、最大で調査対象者194人のメールアドレスが漏えいした。調査を委託している事業者の担当者が25日に対象者にメールを送った際、受信者のアドレスが見える形で送信していた。 

(ニュース提供元:時事通信社)