政府は23日、石川県能登地方で発生した地震で被災した同県珠洲市を局地激甚災害の対象に指定する見通しになったと発表した。同市が行う公共施設の復旧事業の国庫補助率を引き上げるほか、事業再建に取り組む中小企業への融資保証枠を拡充する。
 谷公一防災担当相は同日の閣議後記者会見で、指定に向けて速やかに手続きを進める方針を表明。「被災自治体や被災者には、財政面や資金面で不安を抱くことなく、災害復旧に取り組んでもらいたい」と述べた。 

(ニュース提供元:時事通信社)