総務省の有識者検討会は23日の会合で、通信障害や災害の発生時に他社の携帯電話回線を利用する「ローミング」を2025年度末までに開始するとの報告書案をまとめた。一般通話などあらゆる通信が対象となる。
 ただ、緊急通報の発信に限定したローミングについては「できる限り早期に導入する」とした。同省は24日から意見公募を行い、6月末に報告書として決定する。 

(ニュース提供元:時事通信社)