【デトロイト時事】日米両政府が、先端技術開発や半導体のサプライチェーン(供給網)を巡るさらなる連携強化を協議していることが25日、関係者の話で分かった。次世代の半導体開発などに関する日米共同のロードマップ(行程表)策定を検討。「経済的威圧」を強める中国を念頭に、経済安全保障を強化する狙いだ。
 西村康稔経済産業相が26日に米デトロイトで、レモンド米商務長官と会談し、合意する見通し。27日に同地で閣僚会合が予定されている、米主導の経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」での協力も確認する。 

(ニュース提供元:時事通信社)