厚生労働省は26日、全国の定点医療機関から21日までの1週間に報告されたインフルエンザ患者数が1機関当たり1.89人だったと発表した。前週比約1.4倍で、流行の目安となる「1」を超える状態が続いている。5月としては異例の流行で、集団感染による休校も相次いでおり、厚労省が注意を呼び掛けている。
 各自治体や厚労省によると、大分市と宮崎市の高校では5月中旬、それぞれ生徒約500人が集団感染し、休校となった。学級閉鎖などの措置も各地で取られている。 

(ニュース提供元:時事通信社)