【北京時事】中国の習近平国家主席とブラジルのルラ大統領が電話会談したことが26日、明らかになった。ルラ氏がツイッターに投稿した。ロシアが侵攻を続けるウクライナ情勢や、8月に南アフリカで開かれる新興5カ国(BRICS)首脳会議について話し合ったという。
 電話会談では「世界情勢やウクライナ和平の必要性」「(中国とブラジルの)戦略的パートナーシップ」に関して協議した。両首脳は4月に北京で会談。ウクライナ危機の「仲介役」として、共に国際社会に働き掛けていくと表明した。貿易やハイテク分野の協力拡大も示され、ボルソナロ前政権下で悪化した両国関係の改善を印象付けた。 

(ニュース提供元:時事通信社)