26日午後7時3分ごろ、千葉県東方沖を震源とする地震があり、茨城県神栖市、千葉県銚子市と旭市で震度5弱の揺れを観測した。気象庁によると、震源の深さは50キロ。地震の規模(マグニチュード=M)は6.2と推定される。津波は起きなかった。揺れの強かった地域では今後1週間、最大震度5弱程度の地震に注意が必要という。
 震源は、関東の陸側プレートの下に南から沈み込むフィリピン海プレートと、その下に東から沈み込む太平洋プレートの境界だった。11日に千葉県南部で起きた最大震度5強(M5.2)の地震の震源はフィリピン海プレート内部であり、同庁は直接の関連はないとみている。
 主な各地の震度は次の通り。
 震度5弱=茨城県神栖市、千葉県銚子市、旭市
 震度4=茨城県ひたちなか市、千葉県成田市
 震度3=宮城県丸森町、福島県郡山市、茨城県土浦市、栃木県大田原市、さいたま市、千葉市、東京都千代田区、横浜市、新潟県南魚沼市、山梨県忍野村。 

(ニュース提供元:時事通信社)