経済産業省は30日、半導体関連分野の産業政策の方向を示す「半導体・デジタル産業戦略」の改定案を公表した。文書や画像を自動で作成する「生成AI(人工知能)」の利活用に向けた産業戦略を新たに加え、生成AIの国内開発に必要なデータ整備、消費電力が低い半導体の開発、AI人材の育成などを支援していく方針を盛り込んだ。
 30日の有識者会議で、2021年6月に策定した戦略の改定案を示し、了承を受けた。近く正式決定し、政府が6月にまとめる経済財政運営の基本指針「骨太の方針」への反映を目指す。 

(ニュース提供元:時事通信社)