旅館やホテルで、客の宿泊を拒否できる要件を明確化する改正旅館業法が7日の参院本会議で、自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立した。業務を著しく阻害する「迷惑客」について、施設側が宿泊を拒否できるようになる。迷惑行為の具体的な内容は省令で定める。
 これまで施設側は宿泊を原則拒否できず、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、業界団体が見直しを求めていた。 

(ニュース提供元:時事通信社)