2023/06/07
防災・危機管理ニュース
【パリ時事】経済協力開発機構(OECD)は7日発表した最新の経済見通しで、2023年の世界の成長率を2.7%と、3月時点の予想から0.1ポイント上方修正した。原油相場の下落による景気の押し上げや中国経済の活性化を反映した。ただ、物価の高止まりに伴う追加利上げ懸念など、「大きな不透明感と下向きリスク」に警鐘を鳴らし、24年の成長率は従来の2.9%に据え置いた。
OECDのチーフエコノミスト、クレア・ロンバルデリ氏は「世界経済は(難局を)脱しつつあるが、力強く持続可能な成長の実現には長い道のりが待ち構えている」と指摘した。
〔写真説明〕経済協力開発機構(OECD)のロゴマーク(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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