ロシア国防省によると、1日未明(日本時間同日午前)、首都モスクワにドローン2機が飛来し、うち1機が新都心「モスクワ・シティ」の高層ビルに墜落した。モスクワ・シティには、日系現地法人を含む内外の民間企業などが入居。7月30日にもドローン2機が落下したばかりで、タス通信によれば、1日は経済官庁が入る高層ビルが再び被害を受けた。
 ソビャニン市長が通信アプリ「テレグラム」で明らかにしたところによれば、高層ビル21階の窓ガラスが破損したものの、負傷者はいない。ロシア国防省は「(ウクライナによる)テロ攻撃」を阻止したと発表した。ゼレンスキー政権に対する非難を繰り返した格好だ。 
〔写真説明〕1日、モスクワで、ドローンが墜落した「モスクワ・シティ」の高層ビル(AFP時事)
〔写真説明〕1日、モスクワで、ドローンが墜落した「モスクワ・シティ」の高層ビル(奥)周辺を封鎖する武装警官ら(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)