保険金不正請求問題を抱える中古車販売大手ビッグモーターは14日、取引先の銀行団と2回目の協議を行った。同社は問題発覚以降、顧客離れで売り上げが大幅に減少しており、経営立て直しに向けてスポンサーを選定する意向を示し、取引継続に理解を求めた。身売りの可能性を含めて抜本的な経営再建策の検討を進める。
 ビッグモーターは三井住友銀行など3メガバンクと東京都内で協議し、経営状況を報告。今後の融資などについても相談したとみられる。同社はコンサルティング大手デロイトトーマツと再建計画の策定を進めている。 
〔写真説明〕中古車販売大手ビッグモーターの看板

(ニュース提供元:時事通信社)