16日午前3時40分ごろ、沖縄県宜野湾市真志喜の国道で、同県浦添市の女性(20)が運転する軽乗用車が乗用車に追突された。軽乗用車に乗っていた3人が重軽傷を負ったが、命に別条はないという。乗用車はそのまま立ち去り、現場近くに米軍関係者が使う「Yナンバー」の乗用車が乗り捨てられていた。県警が道交法違反(ひき逃げ)の疑いで関連を調べている。
 県警宜野湾署によると、事故の直前、速度超過の乗用車をパトカーが発見。停止を求めたが逃走していた。
 軽乗用車が車線変更しようとしたところ、後方から来た乗用車に追突されたという。軽乗用車の後部座席にいた宜野湾市の男性(37)が腰の骨を折る重傷。運転席と助手席の女性2人は腰の打撲などの軽傷を負った。
 乗用車には逃げた運転手以外に、30代の海兵隊員の男女2人が乗っていたが、いずれも軍の病院に搬送されたという。 

(ニュース提供元:時事通信社)