日本列島は6日、前線を伴う低気圧が朝鮮半島北部から東へ進んだ影響で曇りや雨の所が多かったが、暖気に覆われて最高気温が大幅に上がる所があった。気象庁によると、沖縄県うるま市・宮城島は31.3度、富山県上市町は29.4度となり、11月の観測史上最高記録を更新。記録に並んだか、更新した所は約90地点に上った。
 一方、東京都心(千代田区)は25.1度となり、今年の25度以上の夏日が計142日となって年間最多記録を更新した。
 紀伊半島や四国の太平洋側では大雨となった。低気圧は7日朝にはオホーツク海へ進むとみられ、北海道と東北、北陸では暴風や高波に警戒が必要。北海道と東北のほか、関東甲信、東海、近畿では大雨になる所があるという。
 7日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で、東海200ミリ、近畿150ミリ、北海道と関東甲信120ミリ、東北100ミリ。 

(ニュース提供元:時事通信社)