2024/03/22
防災・危機管理ニュース
新潟県村上市の「三幸製菓」荒川工場で2022年2月、従業員ら6人が死亡、1人が負傷した火災で、同社は22日、業務上過失致死傷容疑で書類送検された佐藤元保最高経営責任者(CEO)(53)が今月末で辞任すると発表した。山下仁最高執行責任者(COO)が代表取締役社長に就任する。
火災は22年2月11日に発生。60~70代のアルバイト女性4人と20代の男性社員2人が死亡、1人が負傷した。
県警は今年2月、同社が防火対策を怠ったなどとして、佐藤氏や当時の工場長ら計4人を書類送検した。
佐藤氏は「再発防止策を全ての生産拠点において実施・継続できる体制の構築ができた。新たな体制に移行しても会社一丸となって再発防止策を徹底し、安全に対する取り組みが継続される」などとコメントした。
〔写真説明〕三幸製菓の佐藤元保最高経営責任者(CEO)=2022年5月、新潟市北区
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/10/29
-
-
-
-
-
-
-
-
-
なぜコンプライアンスの方向性はズレてしまったのか?
企業の不正・不祥事が発覚するたび「コンプライアンスが機能していない」といわれますが、コンプライアンス自体が弱まっているわけではなく、むしろ「うっとうしい」「窮屈だ」と、その圧力は強まっているようです。このギャップはなぜなのか。ネットコミュニケーションなどから現代社会の問題を研究する成蹊大学文学部の伊藤昌亮教授とともに考えました。
2024/10/10
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方