損害保険ジャパン日本興亜は8日、自動車事故の過失割合の判定に人工知能(AI)を活用すると発表した。保険金の支払いには現在、事故から約2カ月かかっているが、1~2週間程度に短縮できる見通し。年内に活用を始めたい考え。過失割合の判定にAIを使うのは業界初という。
 自動車に搭載したドライブレコーダーの映像と全地球測位システム(GPS)のデータから、AIが事故時の速度や位置関係、周辺状況を解析。過去の事故データや判例と照合し、過失割合をはじく。 
 現場調査や事故当事者への聞き取り調査に基づく従来の判定では、相手方と言い分が食い違うケースもあった。客観的なデータで判定することにより、納得してもらいやすくなり、交渉に要する時間も短縮できる。(了)