内閣府は15日、準天頂衛星「みちびき」を利用した災害時の安否確認サービスを7県で試行すると発表した。通信インフラが遮断された地域で、衛星を経由して避難所の情報などを外部に発信、救援する自治体や被災者家族らが状況を把握できる態勢の構築を目指す。
 埼玉、新潟、静岡、和歌山、徳島、香川、高知の各県に、インターネットや電話回線を用いず、衛星と直接通信できる端末を順次貸し出す。災害が発生した際、端末は避難所に設置され、避難所の運用状況や避難者数、要支援者の有無などの情報が衛星を通じて発信される。 
 被災者が自分の携帯電話番号を避難所の端末に入力すれば、遠方の家族らが検索して安否を確認することができる。
 平井卓也宇宙政策担当相は同日の記者会見で「今回の(サービス)提供を通じ、導入が促進されることを期待する」と述べた。(了)