かわいらしいクリスマスにちなんだ折り紙の数々!(画像提供:あんどうりす)

クリスマスツリーがいろいろな場所で飾られているのを目にする12月ですね!最近、カナダの知人から、カナダで去年あたりから流行っているクリスマスオーナメント(クリスマスの装飾品)について教えてもらいました。それは・・・

折り鶴のオーナメント (画像提供:あんどうりす)

折り鶴のオーナメント!金と銀の折り鶴ですね。色は聖なる雰囲気っぽいです。でも、折っているのではなく、折っている風に3D成形させているところなどが、ニセモノ感をちょっぴり漂わせてくれて、日本では流行らなさそうです(笑)。

また、クリスマスツリーと和風な折り鶴のイメージが合わないようにも思えて、やっぱり日本では流行らないだろうなと密かに思っています。

にもかかわらず、2年連続でカナダで流行っているという背景には、折り紙そのものに対する尊敬や憧れがクリスマスのHolyな気持ちに合致しているという事ではないかと想像しています。

この折り紙に対する気持ち、実はアウトドア製品にもみられる現象なのです。野外に食器を持っていって中身を食べた後、折りたたんでパッキングできたら荷物がコンパクトになりますよね。

だから、折り紙の原理を利用した折りたためる食器があります。以下の商品2つはともに、海外の方が日本の折り紙にインスパイアされて発案された商品です。


Orikaso Plato (出典:Youtube)

残念ながら、こちらの製品は海外では見かけますが、日本ではあまり販売されなくなりました。日本のお弁当は汁物が多いので、蓋がないと野外に持っていくという事が少ないからかもしれません。でも、まさしく折り紙!日本で開発されてもよかったかもと思った製品です。

海外でも注目される日本の「折り紙」


Ori-Kit - The Most Compact Cooking Utensils for Kitchen and Outdoors.(出典:Youtube)

こちらは人気上昇中のアウトドアや普段使いもできる 折りたためる調理器具。トルコの会社がクラウドファンディングでスタートアップした製品です。キッチンの場所をとらない食器類であれば収納されやすくなり、災害時に散乱するものも減らせます。

世界の人が折り紙に深い尊敬を抱き、感化されて様々な形に製品化されているという事実を知れば知るほど、日本の学校教育に折り紙を取り入れて平面から立体を作る技と数学を学ぶ機会にしてほしいと思っていたりします。

防災関連の方はもちろんご存知のように、折り紙の技術は災害時にも役立ちますものね!! 今回はいじりませんが、東京防災には一回だけ折り紙が紹介されています。コップの作り方です。

出典:「東京防災」209ページ

でもやっぱりいじってしまってごめんなさいですが、偉大な折り紙の紹介が1回でコップだけなの?というのが、折り紙LOVEな私としては残念に思っています。

かわりに、牛乳パックでの食器(スプーン)の作り方は紹介されています。でも、牛乳アレルギーのお子さんがいることも考えると、牛乳パックを切ってカットすると牛乳が入っていたかどうか確認できなくなります。

出典:「東京防災」208ページ

 肌に牛乳が一滴ついただけでアナフラキシーショックの危険があるお子さんを持つ保護者の方が、避難所には怖くて行けないとお話されていました。

少なくとも表示義務のあるアレルゲン27品目が付着した可能性のあるパッケージをカットして利用することは、避難所では避けた方がよいという知見を広げていただきたいです。

■アレルギー物質を含む加工食品の表示ハンドブック(消費者庁平成26年3月改定)
http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin1446.pdf

だから、やっぱり防災関係の方にもっと広げていただきたいのは、牛乳パックではなく折り紙での食器作りです。おりがみの本には必ずでてくる 食器の角香箱(つのこうばこ)の動画はこちらです。

クリスマスツリーもサンタさんも、もちろん災害時用の食器も全部折り紙で作っちゃおう!


「角香箱(つのこうばこ)」折り紙"Box" origami(出典:Youtube)

もっともメジャーな食器型おりがみであるのに、「角香箱」というネーミングが雅ですよね。災害時に雅な食器が作れると心が癒されそうです♪

でも、雅な角があるため、入れ物としての容量が落ちてしまいますし、正方形の紙しか使えないという難点もあります。そこで、どんな形の紙でも作れる長方形の箱もマスターしておきたい技のひとつです!


おりがみ「かんたんな長方形の箱」の作り方 Origami easy rectangular box(出典:Youtube)

動画を見ながら作るのは苦手という方はこちらの製品がおすすめです。折り紙にインスパイアされているのは、海外の方だけではありません。日本製で防災用品としても販売されている防水の折り紙があります。

日本でも販売されている「非常用食器折り紙」(画像提供:あんどうりす)

こちらはストーンペーパーと高密度ポリエチレンでできており、熱湯も漂白もOKで再利用もできます。中に折り方が書いた紙が入っています。価格も手をだしやすい価格なのも嬉しいですね。

ただ、成分の炭酸カルシウム(石灰石)は酸と混ぜると、二酸化炭素になりますので、酸が入っているジュースやスポーツドリンクなどを入れると溶けてしまいます。

災害前に、あえて酸を入れたらどうなるのかの実験をしておいて、災害時にはペーパー上の知識ではなく、身をもって体感した当然の知恵として、使いこなすというのもありかもしれませんね!

さて、せっかく食器のお話なので、こちらも防災用品としておすすめです。それは焼き芋作りに人気の黒ホイル。


黒ホイルでの焼き芋の作り方(出典:Youtube)

私も作ってみましたが、20分前後のトースター加熱でさつまいも消費量が増える、ほくほくの甘さに感動しました♪

さつまいもが甘くなる70度をキープできる仕組みなのですが、このホイルを使うと時短にもなるという事でいろんなレシピがネットでも紹介されています。時短になるってことは災害時にも役立つってことですよね!

ということで、折り紙の話題に戻りまして、せっかくのクリスマス、オーナメントに鶴は使わないにしろ、折り紙でできるサンタとかトナカイなども紹介されてますので、この機会に折ってみるのはいかがでしょうか?


Japanese Origami「Santa Claus」簡単!サンタクロースの折り方 (出典:Youtube)


折り紙:クリスマスツリー (出典:Youtube)

クリスマスは祝わないという方も、お正月飾りを折り紙で作るというのも素敵です。

いろんな場面で折り紙遊びをして、災害時にも食器を作れるようになってほしいですし、それだけではなく、折り紙を利用した商品をもっと開発して、日本から、世界中にアピールできるようになればいいなと思っています!!そんな潜在能力を持った人が増えますように!

(了)