ツイッターを通じ被害情報の送信を幅広く呼びかける(出典:東京都水道局ホームページ)

東京都は4日、震災時にツイッターによる漏水情報収集を行うと発表した。水道局の公式アカウントから情報提供と拡散依頼のツイートを行い、フォロワーやほかのユーザーに情報提供をリプライで行うよう呼びかける。得た情報を早急な復旧につなげる。

震災が起こった場合、水道局公式アカウントは【情報提供及び拡散のお願い】と文頭に付け、フォロワーに漏水が起こっている住所と漏水の様子の写真をリプライで送るようにツイートする。フォロワーがリツイートで拡散することにより、フォロワーとそれ以外のユーザーからの情報提供を見込んでいる。

水道局の公式アカウントのフォロワー数は現在、約5万5500ユーザー。ツイッターについては2016年の熊本地震の際、熊本市の大西一史市長が情報発信を行った以外に、ユーザーから水道などの被害の情報収集に活用した。

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http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/04/04/01.html

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