カメラの活用法

2.さまざまな、超高感度カメラや赤外線カメラの中から、使ってみたい超高感度カメラの最優先順位としては下記が挙げられた。

●超高感度カメラ : キヤノンME20F-SH

ME20F-SHによる大規模な自然災害時の夜間における孤立者・行方不明者、倒壊危険建物等の情報収集活動イメージ映像(出典:YouTube)

(1)キヤノンME20F-SHの消防活動における、具体的な活用の可能性としては下記が挙げられた。

キヤノンME20F-SH公式HP
https://cweb.canon.jp/bctv/lineup/multipurpose/index.html

キヤノンME20F-SH用水中・防水ハウジング
https://www.google.com/search?client=safari&rls=en&q=gates+housing+me20F-sh&ie=UTF-8&oe=UTF-8

夜間の水難活動における水中での要救助者の捜索が可能。悪天候下でも、様々な消防活動に活用可能。

可搬(手持ち)による使用
・火災現場等で伸梯したはしご車のバスケットから現場全体を撮影し、指令センターに伝送、到着時から残火鎮滅までの活動状況把握や記録。
・夜間活動可能な消防防災ヘリ(東京消防庁など)による広域災害状況把握。夜間飛行における安全運航サポートとして活用可能。
など

(1)WiFi映像伝送システム「ZAO-S」(1対1)
https://www.soliton.co.jp/products/category/product/video/smart-telecaster_zao-s/?tab=01

(2)ZAO クラウドビュー(複数による情報共有)
https://www.soliton.co.jp/lp/cloudview/

熱感知カメラ、赤外線カメラによってはおおよそではあるが体温も計測できるため、超高感度カメラ搭載ドローンと熱感知カメラ、赤外線カメラ搭載ドローンの2機活用による、生き埋め者や挟まれ者の体の一部でも体温感知できれば、捜索をスピーディー、かつ、有利に進められることで、救命率も高まる可能性がある。

キヤノンME20F-SHの消防防災活用は夜間における行方不明者の上空から、陸上、水中の捜索はもちろん、消防隊員の活動全般も把握できるため、指揮隊の安全管理にも大きく貢献すると思われる。

災害時における活用方法について詳しく知りたい方は下記まで。

社名:キヤノンマーケティングジャパン㈱
事業部名:
イメージングソリューション営業部
映像ソリューション営業促進課
担当者名:山下、山本
電話:03-3740-3304

(了)


一般社団法人 日本防災教育訓練センター
https://irescue.jp
info@irescue.jp