2022/02/15
ニュープロダクツ
セコムは、心停止状態の傷病者の救命に使用するAED(自動体外式除細動器)として、カラー液晶画面付きのオートショックAED「AED3250」を販売する。傷病者の心電図解析をしたのち、電気ショックが必要と判断された場合に、自動的に電気ショックを与えるもの。救助者がショックボタンを押す必要がなく、救助に対する心理的負担の軽減や、傷病者への処置が遅れるリスクの低減が期待できる。
同製品では、音声ガイドに加え、液晶カラー画面のイラストとメッセージで操作手順を示すことで、音声ガイダンスが聞き取りにくい騒がしい場所でも操作できるように配慮。オートショックの前にカウントダウンで注意喚起するなど、操作をサポートする機能も充実させた。スイッチを切り替えるだけで、未就学児から成人まで使用できる。
また、AEDのセルフテスト(AED本体の故障、電極パッドの使用期限、バッテリー残量)の結果をオンライン管理し、AEDに異常が発生した場合は、正常化まで同社がフォローする。AEDの使用後、医療機関などからの要請でAEDに記録した心電図が必要になった場合には、同社がオンラインでデータを取得し、提供することも可能。
そのほか、消耗品は同社が使用期限を管理して交換時期に送る。AEDを使用した場合には、同社が連絡を受けて新しい消耗品を発送する。盗難、自然災害による故障や破損の際は無料でAEDを交換する。
同製品のレンタル料は1台あたり月額6600円(税抜)。保証金は1台あたり2万円(非課税)。契約期間は5年間で、その後は1年毎に最長8年まで自動更新される。本体の寸法は高さ97×幅206×奥行252ミリメートル、重さは約2.4キログラム(バッテリー・電極パッド含む)。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
家庭の防災は企業BCPとつながっている
昨今は社員の自主防災力向上に努めている企業も多いでしょう。この時期は災害時のルール周知に余念がないと思いますが、ポイントとして提案したいのが、家庭の防災と企業BCP のつながりをしっかり伝えること。「家庭と会社は別」と考えがちですが、家庭の防災力を上げないと企業の事業継続力も上がりません。メッセージを出すよいタイミングです。
2024/05/02
-
-
企業不正の実態と不正防止対策
本勉強会では、企業不正の実態と不正防止対策について解説していただきました。2024年4月23日開催。
2024/05/01
-
-
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月23日配信アーカイブ】
【4月23日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:南海トラフ地震臨時情報を想定した訓練手法
2024/04/23
-
-
-
2023年防災・BCP・リスクマネジメント事例集【永久保存版】
リスク対策.comは、PDF媒体「月刊BCPリーダーズ」2023年1月号~12月号に掲載した企業事例記事を抜粋し、テーマ別にまとめました。合計16社の取り組みを読むことができます。さまざまな業種・規模の企業事例は、防災・BCP、リスクマネジメントの実践イメージをつかむうえで有効。自社の学びや振り返り、改善にお役立てください。
2024/04/22
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方