近隣の防災訓練へ行ってきました

前回の記事で、「災害は思わぬ時に未曾有の規模がやってくるものです」と自分で書いたのですが、まさにこの豪雨水害の事態には驚きを隠せません。

前回はこちら
水害から逃げろ!マイタイムラインを作ろう!

http://www.risktaisaku.com/articles/-/7186

あまりにも広範囲で川が氾濫、土砂崩れが起き、常総市で起こった水害の何倍もの被害が出てしまいました。被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。

スタンドパイプは水道管へ直接セットするもの! 水道が止まったときに有効と思っていましたが、水道が止まってしまうとスタンドパイプからの水も供給されないことを知りショック

豪雨災害からの再建に必要なことはとして、茨城NPOセンター・コモンズが、常総水害の経験や支援活動の経験をもとに作成したガイドブックに、「自宅や避難所での過ごし方」「水の次は泥との闘い」「家と生活の再建のためにすること」などが解説されています。
http://www.npocommons.org/topics/suigai-guide.html

常総市としても義援金や職員派遣を行なっているようです(NHK NEWS WEBより)。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20180710/1070003170.html

今回、京都の夫の実家の近くの地域が土砂災害警戒区域となり避難勧告が出てしまったいたのですが、心配して義母に連絡すると、落ち着いた声で、「大丈夫やで!」というのです。

避難準備するように伝え、何持って行くかわかる?と聞くと「わからん」と。

防災科学技術研究所でいただいて以来、毎日持ち歩いている、防災ポケットマニュアルから備蓄品チェックリスト写真に撮り送りました!

名刺サイズの防災ポケットマニュアル

義母はそれを見て、準備をしてくれたようですが、幸い実家の地域には避難勧告は出なかったようです。

義母に送った備蓄品のページ

備蓄品は普段から準備しておくと、いざという時安心ですが、水害の場合、タイムラインでも学んだようにニュースを見てから準備しても、必要最低限の準備はまだ間に合うと思うのです。

ただ本当に「逃げ遅れ」というのが怖いとつくづく思います。とにかく生命を守る行動を最優先にしなければダメです。

今回素朴な疑問として、どうして逃げ遅れてしまうかのかという事が引っかかりました。調べると、逃げ遅れてしまうことには、理由がありそれが心理の正常な働きであるということがわかりました。

災害時、人が逃げ遅れてしまう理由「正常性バイアス」とは | ダ・ヴィンチニュース
https://ddnavi.com/news/178030/a/

防災士となり学んだ事は、率先避難者になるという事!

※率先避難者とは、
身近に危険の兆しが迫っているとき、あるいは危険情報に接したときに、その危険をイメージし、「自ら率先して危険を避ける行動を起こす人」、そしてその行動によって「周囲の人にも同様の行動を促し、危険回避行動を起こさせる人」を言う。自らが率先避難者となることで自らの安全を守り、同時に周囲の他者を危険から逃れさせることが可能となる。

被災された方のことを思うと、つらく苦しいのですが、これから復興に向け、何か自分にできる支援をしていきたいと思います。

県人会では、常総ふるさと大使として常総市のブースのお手伝いをさせてもらったかんね!

いつか落ち着いたそのときに、笑いをお届けできたらいいな。

(了)