2023/03/14
独自調査
リスク対策.comは、マスクの着用が個人の判断に委ねられることになった3月13日時点において、どの程度の人がマスクを着用しているのかを把握する目的で、2000人の会社員を対象に、インターネットによるアンケート調査を実施した。その結果、59%の人が職場において「ほぼマスクを着用する」と回答したのに対し、「ほぼ着用しない」(5.4%)、「あまり着用しない」(3.4%)との回答は足しても10%に満たなかった。また、32.4%が、勤務先でマスクの着用が「義務付けられている」と回答し、各企業の慎重な姿勢も浮かび上がった。マスクを着用する理由についても「着用するよう指示があったから」(42.2%)との回答が最も多かった。
調査は、2023年3月13日にインターネット上で行い、全国の20歳以上65歳未満の会社員(正社員)から、年代、性別が均等になるよう2000人の回答を得た。勤務先の企業規模は、従業員100人未満の企業が41.5%、100人以上1000人未満が31.5%、1000人以上が27%だった。
あなた自身の職場でのマスクの着用状況
アンケートでは、まず「あなた自身、3月13日以降も職場でマスクを着用するか」について、「ほぼ着用する」から「ほぼ着用しない」まで5段階で質問。その結果、59%と過半数が職場でマスクを「ほぼ着用する」と回答した。「状況に応じて着用する」も26.3%で、大半がマスクを着用し続ける状況が明らかになった。
職場でのマスク着用ルール
次に、職場でのマスクの着用ルールについて聞いたところ、「全従業員に着用が義務付けられている」が32.4%で最多となり、マスク着用が個人の判断に委ねられるようになったにもかかわらず、多くの企業が感染防止に対して慎重な姿勢であることがうかがえる結果となった。「業務によって着用が義務付けられている」(10%)、「会議や接客時など状況に応じて着用が義務付けられている」(8.8%)を含めると、全体の半数以上が、マスクの着用について何らかの規制を設けていることになる。
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