2023/08/12
防災・危機管理ニュース
非常に強い台風7号は12日午前、小笠原諸島の北方海上を北西へ進んだ。15日に紀伊半島付近に上陸し、日本海側へ縦断する可能性が高いとみられる。気象庁は東・西日本の太平洋側では13日から高波、14日から暴風や大雨に警戒するよう呼び掛けた。
14日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で、関東甲信と伊豆諸島、東海50~100ミリ。その後、15日午前6時までの同雨量は、東海200~300ミリ、近畿100~200ミリ、四国100~150ミリ、関東甲信と伊豆諸島50~100ミリ。
14日に予想される最大瞬間風速は、伊豆諸島と東海、近畿、四国で25~35メートル。波の高さは関東と伊豆諸島、東海、近畿、四国で6~8メートル。
小笠原諸島・父島では12日午前5時20分すぎに最大瞬間風速29.5メートルを観測。午前7時20分までの24時間雨量は179ミリとなった。
7号は12日午前9時、父島の北約170キロの海上をゆっくりと北西へ進んだ。中心気圧は950ヘクトパスカル、最大風速45メートル、最大瞬間風速60メートル。半径110キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、北東側440キロ以内と南西側330キロ以内が風速15メートル以上の強風域。
(ニュース提供元:時事通信社)
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