【ニューデリー時事】インド北部ヒマチャルプラデシュ州で13日以降、大雨に伴う土砂崩れや河川の氾濫に巻き込まれ、少なくとも41人が死亡した。犠牲者はさらに増える恐れがある。地元メディアが14日伝えた。
 ヒマラヤ山脈の麓にある州都シムラでは、土砂崩れでヒンズー教寺院が倒壊し、中にいた観光客ら9人が死亡した。他に数十人が生き埋めになっている可能性がある。同州ソランでは川が氾濫し、複数の家屋が押し流された。気象当局は、一帯で激しい雨が予想されるとして警戒を呼び掛けていた。 
〔写真説明〕14日、地滑りがあったインド北部ヒマチャルプラデシュ州ソランの被災地(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)