環境省は、国内の工場や火力発電所などから排出される二酸化炭素(CO2)を人工衛星で観測し、民間企業にデータを提供する検討に入った。発電所で燃焼時に発生するCO2の排出量や自社保有林のCO2吸収量の推計に活用し、企業間の排出量取引に役立ててもらうことが考えられる。2030年代の提供開始を目指す。 

(ニュース提供元:時事通信社)