【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)は26日、ブリュッセルで首脳会議を開催した。2日間の日程で、初日はパレスチナ自治区ガザ情勢を中心に協議。人道状況が悪化しているガザ支援のため「人道回廊や一時停戦といった必要な措置」を講じるよう呼び掛ける文書を採択した。
 採択文書は「ガザの人道状況の悪化に深刻な懸念」を表明。民間人保護のほか、食料や水、燃料などの物資搬入に向け、EUとして地域の関係者と緊密に連携する方針も明記した。国際平和会議の早期開催実現も盛り込んだ。 

(ニュース提供元:時事通信社)