石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震が発生した1日、災害対応を担当する村田隆内閣危機管理監は首相官邸に出勤しなかった。官邸報道室によると、体調不良で入院しているためで、必要な情報は随時報告を受けているという。
 岸田文雄首相は4日に三重県伊勢市の伊勢神宮を参拝する予定だが、林芳正官房長官は記者会見でこの日程に関して問われ「現在、被害の情報を収集中で、今後の予定について申し上げることはない」と述べるにとどめた。
 首相は1日、皇居で開かれた新年祝賀の儀に出席した以外は、首相公邸で過ごしていた。地震発生から1時間余りたった午後5時16分に官邸に入り、報道機関の取材応対や関係者との協議に当たった。 

(ニュース提供元:時事通信社)