関東甲信で降った大雪の影響は6日午後になっても、首都圏などに及んだ。首都高速は大半の路線で通行止めが続き、路面凍結の影響で転倒するなどして救急搬送された数も100人を超えた。
 首都高速は2日、同社のホームページで「通行止めを行う可能性がある路線」を発表。その後5日午前11時半から9路線で通行止めを開始した。
 同社によると、6日正午以降、台場線など一部路線の通行止めを解除したが、午後8時時点で、都内から埼玉方面へ向かう路線を中心に除雪作業を継続。7日朝までの全面再開を目指している。
 路面が凍結し転倒者の搬送なども相次いだ。東京消防庁によると、5日午前0時~6日午後3時、雪の影響による救急搬送者は4~97歳の137人に上った。通勤途中に転倒したり、車がスリップしたりしてけが人が出ており、同庁が注意を呼び掛けている。 

(ニュース提供元:時事通信社)